カラダ作りにおける年末年始の過ごし方

年末年始というとどうしても生活リズムがいつもと違ったものになりますし、食事も過食傾向になる人が多いのではないでしょうか?

カラダ作りをしている者としてどのように過ごせば良いのか?

この時期に多い質問です。

僕の考えでは『年末年始ぐらいゆっくり自由に過ごせば良いのでは』です。

もちろん条件はありますけど、普段定期的にトレーニングをしている人であれば年末年始の1週間ぐらい過食傾向になっても大丈夫です。

休みが明けていつもと同じサイクルになればすぐに元に戻ると思います。

『こんな生活してたら太っちゃうな』とか罪悪感を感じながら休日を過ごしても精神的にいいわけがありませんから、年末年始はゆっくり自由に過ごしてください。

トレーニングと食事

引き締め、ダイエットなどボディメイク全般に言えることですが、『トレーニング』と『食事』がすべてです。

この二つが完璧なら理想のカラダを手に入れることができます。

どちらか一方が欠けたらなかなか理想には近づくことは出来ないでしょう。

あるお客様のことですが、トレーニングは一生懸命がんばってました。週に2回。

体重も3キロ減って、さあここから更に上を目指そうってところで停滞。
お腹まわりが一向に変わらない。

なんで減らないのか?と質問されましたが、原因と結果の法則というものがあります。
減らないのは何かしら原因があるわけです。

よくよく話を聞いてみると、接待で飲んだあとにラーメンを食べていると。

夜中にラーメンを食べることがどういうことになるかとか食事の大切さを説明するのですが、中々やめられない。

何回かそんなやり取りがあって、
『●●さんは食事のこと軽視してませんか?』と自分としてはやんわりと言ったつもりでしたが、ハッとされた顔をしてましたので多分グサッと心に届いたんだと思います。

後日、あれだけ止められなかった飲んだあとのラーメンを止めたという報告を受けました。

このお客様の意識が変わったんです。

今まで何度も説明した食事の大切さはうわべの知識としてしか届いてなかったので、ほんのちょっとの欲にあっさりと負けてました。

心から理解して行動が変わったんです。

もともとトレーニングは一生懸命がんばってましたから、食事が変わってみるみる変化してきてます。

こうなればちょっとの欲には負けない。
なぜなら結果が出始めているから。
ウエストが引き締まる方が、飲んだあとのラーメンなんかより遥かに楽しいですからね。

トレーニング後は吸収が良い?

『トレーニング後は吸収がよくなっているから2時間は食事を摂らない。』

さて、この考えは正解なのでしょうか?

答えは、不正解。

根本的に勘違いしている人がいますね。
素人だけでなくトレーナーでもいるから驚くのですが。

まず、『トレーニング後は吸収がよくなっているから』という部分を勘違いしている人の多いこと。

この部分自体は正しいと思います。
ただ、その解釈を間違えている人が多い。

トレーニング後は体のグリコーゲンを使って枯渇した状態です。

体としてはエネルギーとなる糖質を欲しているってことです。

だから、食事を摂れば枯渇した糖質の補給を最大限に優先するわけです。

つまり、体への吸収が良いってことですね。
枯渇した分の補給に使われるということは、脂肪細胞にはなり辛いということです。

脂肪は、過剰にエネルギーを摂ったとき体に吸収しきれなかった分が脂肪細胞に蓄えられるということですから。

だから、トレーニング後は食事を摂っても一番脂肪が付きにくいということです。

次に『2時間は食事を摂らない。』という部分。

トレーニングって極端に言うと体を破壊する作業です。

トレーニングしたままですと、筋肉が異化(分解)します。

それを抑えるため栄養素を体に補給しなくてはならないのです。

トレーニング後に栄養をとってはじめて筋肉がつくのです。(タンパク同化)

このタンパク同化には時間制限があって、トレーニング後2時間以内という限られたものなのです。

せっかくトレーニングしたのにその時間帯に食事を我慢する意味が分からない。

非常に勿体ないです。

何のためにトレーニングしたの?と聞きたくなります。

間違った知識で遠回りしないように!

パワーの出ない原因は?

加圧トレーニング中にお客様から
『今日は重く感じるのですがなんでですか?』と質問され…

ベルトの圧も変えてないしウエイトも同じ重さ。

そうすると考えられることは睡眠不足かな?

しかし、
『いつも通り寝れた』とのこと。

となるとちゃんと食事を摂ったのかがあやしい。

聞いてみたところ、
『今日は食べてない』との返事。

それじゃあ重く感じるのも当然です。

トレーニング前は軽く炭水化物を摂ると良いです。

炭水化物は体を動かすエネルギー源ですから、1時間ぐらい前におにぎり1個とかバナナを摂っておくといいと思います。

お客様も頭では分かってたようですが、今日は摂り忘れてしまったようです。

まあこれでトレーニング前に何も食べないとどうなるのかは頭だけでなく体でも分かったと思います。

ついでにもうひとつ。
トレーニング前には軽くですからね『軽く!』

がっつり食べるのはNGですよ。

スポーツクラブのインストラクター時代によく見かけた悪い例があります。

夜の会員さんで多かったのですが、夕食を普通に食べてからトレーニングに来る人です。

食べた分を運動で消費しようという考えからそうしてるみたいでしたが、これはダメなやり方ですのでやらないように。

トレーニング前は軽めに炭水化物ですからね。

がっつり食べたいならトレーニング後に食べるのがベストです。

○○中毒

昔5年ほどタバコを吸ってました。

禁煙して19年経ちます。

タバコを止めようと思って実際に吸うことを止めてみて分かったことは『禁断症状』があること。

食事の後とかタバコを吸いたくてしょうがない。
我慢するけどイライラする。とかね。

1週間ほどこの症状がありました。

そして、1週間を過ぎた頃にはイライラする問題はなくなりましたが、お酒を飲むとタバコを吸いたくなることが1年ほど続きました。

ニコチン中毒というやつですね。

完全に抜けるのに1年かかったことになりますね。

怖いですね。

なぜこんな話をするかと言うと、食べ物にも中毒症状があるから。

三大栄養素のうちの『炭水化物』と『脂肪』。

この二つの栄養素が組合わさった食べ物に中毒症状があります。

どんなモノがあるかというと、お菓子類全般、パスタ、ラーメンなど。

体作りをする上で、お菓子類は邪魔な存在です。

食べないことに越したことはないですが、好きな人が多いです。

おそらく本人も良くないとは分かっているけど止められない。

たぶんこんなところだと思います。

食べたくなっちゃうんです。

中毒症状で。

一度、この『炭水化物』と『脂肪』が組合わさった食べ物を食べるのが習慣化しちゃうと食べずにはいられなくなります。

では、ここから脱するにはどうすれば良いのか?

ある程度の期間我慢するしかないです。

タバコのニコチンほどではないですから、2週間程度でいいので我慢する。

それと、中毒症状があることを知らない人がほとんどだと思います。

これを読んだ人は『炭水化物』と『脂肪』が組合わさった食べ物には中毒症状があると言うことを知ったのですから、これだけでも大きいことです。

このことを知って控える人が多いですから。

どうしても食べたくなったら運動直後にちょっと食べるなどの工夫でのりきるのも良いです。

そのうち、食べたいという禁断症状はなくなりますよ。