YouTubeで観てド肝を抜かれた話。グラハム・ボネットが教えてくれた人生の「これから」

「天才ギタリスト」と「超絶ボーカリスト」に魅了された日々

80年代後半から90年代。

当時、高校生だったあの頃、よく聴いていたのがハードロック・ヘヴィメタル(HR/HM)でした。

インターネットなんてまだ影も形もない時代。

情報源といえば『BURRN!』などの雑誌ぐらいでした。

ふとしたことから、天才ギタリストと呼ばれるイングヴェイ・マルムスティーン、リッチー・ブラックモア、スティーヴ・ヴァイの存在を知りました。

そこから彼らの所属するロックグループのアルバムを当時は主にレンタルビデオ店でレンタルして聴くという日々でした。

ただ、万人ウケする分野でもなかったので、レンタルビデオ店をハシゴしてお宝映像を探す感じでした。

手軽にライブ映像を観れる時代ではなかったのです。

そして、そんな天才ギタリストたちの横には、彼らに負けない存在感を放つ「化け物級のボーカリスト」が必ずと言っていいくらい存在していました。

当時はイングヴェイ・マルムスティーンにドハマリしていたので彼がソロ活動をする前身の「アルカトラス」も必然的に耳にします。

そこでボーカリストをしていたのがグラハム・ボネット(Graham Bonnet)です。

「ピンクのスーツ」を真剣に探した、若かりしあの頃

レインボー、アルカトラスでのボーカリストを担当。

私はイングヴェイの神速ギターにどハマりした口なので、そこからアルカトラスに辿り着き、グラハム・ボネットの存在を知りました。

当時(1991年くらいかな)、1984年のライブ映像VHS(ビデオテープ)をとあるレンタルビデオ店で発見します。

CD音源では何度も聴いていたライブ映像です。

そこに映るグラハム・ボネットを観て、何でかは分かりませんが思いました。

「カッケーな、おい!」と。

周りのメタルバンドボーカリストが長髪で革ジャンを着込む中、グラハム・ボネットは短髪オールバック(リーゼント?)にサングラス。

そしてピンクのスーツに白Tシャツ。

当時の私にはこれが非常にカッコよく映りました。

当時、彼がステージで着ていた「ピンクのスーツ」を本気で買って着ようとしましたしね(笑)

今思えば、一般人の自分が街中でピンクスーツで闊歩した姿を想像すれば、買わなくて本当に良かったと思います。命拾いしました…!

YouTubeの画面越しに、ガツンと殴られたような衝撃

それから時は流れ、30数年……先日、何気なくYouTubeを観ていた時です。

おススメに、現在のグラハム・ボネットのライブ映像のサムネイルが流れてきたんです。

見た目こそ、すっかり白髪の渋い「おじいちゃん」です。(この時77歳だった模様)

興味本位でサムネイルをクリックしました。

だいたいは、時の流れの残酷な部分を見ることになって、そっと動画を閉じることになるのですが・・・この時は違いました。

グラハム・ボネットが歌いだした瞬間、驚愕しました。

正直、ド肝を抜かれました。

サングラスを直す仕草、 スーツ姿でライブ、歌声、声量は、アルカトラス時代の若きグラハム・ボネットそのもの。

『うそでしょ・・・』

絶句です。

口パクしているのでは?
と疑うほど、約42年前、アルカトラスのステージで世界を震撼させたあの「声量」と「声質」のまま、超絶ハイトーンを叩き出してきたんです。

トレーニング分野にも言えること

画面越しのグラハム・ボネットにガツンと殴られたような衝撃を受けながら、私は一人の人間として、そして一人のトレーナーとして、感じました。

『おい、まさかお前は年齢のせいにして逃げてはいないか?』と。

グラハム・ボネットのあの声帯、あの圧倒的な声量は、奇跡でも偶然でもありません。(いや奇跡です)

喉を支える強固な体幹、タフな心肺機能、そして何より「歌い続ける」という日々の愚直な積み重ねが、あの肉体に刻み込まれているからこそ可能なのではないか?

これって、私たちが日々取り組んでいる「筋トレ」や「身体作り」と完全にシンクロすると思ったんです。

『もう歳だから』

『もう50代だし、昔みたいには動けないよ』

そうやって自分で自分の限界を決めてしまうのは、一番ラクな道です。

若い頃のように、怪我をするような無茶な高重量やハードセットに挑む必要はありません。

大事なのは、安全に、賢く、そして何よりも『年齢を言い訳の道具にせず、一歩ずつ継続していくこと』

この積み重ねを続ければ、10年後、20年後だって、『あの頃と変わらない、動けるタフな自分』でいられる気がしました。

まるで違う別ジャンルのボーカリストから大事なことを教えられた気がしたんです。

おそらく私と同年代の人には懐かしさと驚きを感じられる映像かと思います。

下にURLを貼っておくので気になる人は観てください。

1984年アルカトラスLIVE

2025年のライブ映像?

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