SKIハイシーズンの終わり

降雪の多い当たり年となった2024-2025シーズンの途中ではあります。

・・・が、新雪がバンバン降ってパウダーを楽しむハイシーズンは終わった模様です。

スキーのハイシーズンってあっという間に終わってしまいますね(泣)

これからは、まったりと春スキーを楽しむ季節となりました。

ということで、
2024-2025のハイシーズンを振り返ってみます。

天気予報では『10年に一度の寒波が~』とか、
まるでボジョレーヌーボーのキャッチコピーのように連呼していましたね。

『大袈裟なんだよ』・・・とか思いましたが、実際に積雪は多くてパウダーを楽しむ機会が多かったハイシーズンでした。

34回スキー場に足を運んで、その内の20回はパウダーデイでした。

かなりの高確率でのパウダーデイでした。

過去最高です。

ちなみに、スキー場に足を運んだ回数も過去最高です。

パウダーは競争社会

中毒性も半端ないパウダー滑走ゆえに、競争率も高いです。

新雪が降り積もったキレイな面ツル斜面もあっという間にギタギタにされます。

朝一の面ツル斜面

だいたい1時間でギタギタになります。

1時間もすればギタギタ

この1時間に勝負がかかってます(笑)

滑走本数で言えば5本てとこです。

5本より多く滑れたら勝ち、少なかったら負けです。

本来パウダーに勝ち負けもないんですが、競走原理が働いている以上致し方ないことかと。

朝早くから並ぶことは絶対必要なことになります。

ディズニーランドへ行ったことがないくらい並ぶのが人一倍嫌いな僕ですが、パウダーを滑るためならたいして苦にならない(笑)

ストレッチとかしながら並んでいるんですけど、伸ばすところが無くなるぐらい待ってても平気。

不思議なもんです。

パウダー中毒者の行動

競争率がクソ高いかぐらスキー場での実際のパウダー滑走までの流れを見てみましょう。

【リフト券購入】⇒【ロープウェイ乗る】⇒【みつまた第一高速リフト乗る】⇒【かぐらゴンドラ乗る】⇒【かぐら第一高速リフト乗る】⇒【パウダー滑走】

パウダー滑走するまでにこれらの手順を踏まなくてはなりません。

どこかで時間を取られたり、つまずく様なことがあれば、美味しいパウダーにはありつけません。

そこは競走社会ですから。

最初の【リフト券購入】はシーズン券を持っていれば最強ですが、持っていない人は事前購入して自動発券機でリフト券をゲットしておかないとロープウェイ1便には乗れない可能性があります。

ロープウェイのゲートが開く時間とリフト券売り場の販売開始の時間が同時刻なので、事前に入手しておいた方が良いかと。

すでに競走は始まっています。

無事にリフト券を購入してロープウェイ1便に乗っても【ロープウェイ】を降りてから【みつまた第一高速リフト】まで競走があります。

通称「みつまた運動会」と呼ばれています。

ロープウェイを降りてスキーやスノボの板を履いてみつまた第一リフトまで約150mほどを滑ってなるべく早いリフトに乗る必要があります。

ここでの順位でほぼ確定しますから、皆血走ってます(笑)

この後、リフトを降りて【かぐらゴンドラ】までちょっと斜度のあるコースを降りて行きますが、ここではおかしな事をしなければ順位変動は起こりません。

おかしな事とは、コース脇に圧雪していない非圧雪部分があります。

一見美味しそうなパウダーに見えますが、ここはグッとこらえて無視します。

仮にコケたらここまで積み上げた事が全て台無しになります。

重要なのは順位をキープしつつ【かぐらエリア】の頂上まで辿り着くことです。

本当のお宝はそこにあります。

【かぐらゴンドラ】から【かぐら第一高速リフト】までは順位変動は無いに等しいので、あとは高速リフト降りたあとにどこのコースのパウダーをいただくかを考えれば良いだけです。

  • メインからテクニカルコース
  • ジャイアントコース
  • パノラマコース

この3コースのどれかの選択になります。

ほとんどの人は距離の長いジャイアントコースを選択するので、次点でメインからテクニカルコースかな?

少し出遅れた人は最初からパノラマコースを選択するとか・・・

この辺は心理戦ですかね(笑)

で、この3コースをギタギタになる前に5本滑れれば勝ちです。

競走とか避けたい場合は?

僕がよく行くスキー場の中だとかぐらスキー場のパウダー争奪戦はかなり激しい部類に入ります。

かぐら第一リフトからジャイアントコースの下部の方が見えるのですが、面ツル斜面がリフト1本乗っただけでギタギタに変わってることが普通なので、競走を避けたい場合は他の競争率の低いスキー場へ行くしかありません。

ちなみに、僕も競争率の高いスキー場だと5本しか滑れませんので、他に選択肢があればかぐらスキー場へは行かないです。

かぐらスキー場だとエリアが広く【みつまた】【かぐら】【田代】とありますし、第5ロマンスリフト(通称ゴロマ)と呼ばれるリフトが動いていると、更に広いエリアのパウダー滑走が可能ではあります。

が、リフト回しが中心の人だとゴロマ待ちで1本40分とか待つのも効率がいいとは言えない。

競争率の低いスキー場

パウダーの穴場スキー場というやつです。

なかなか有効な情報が得られないと言うのが現実ですので、地道に開拓していくしかありません。

情報を提供すれば人が集まって競争率が上がりますからね。

実際に数年前のYouTubeで群馬県の尾瀬岩鞍スキー場が午後になってもパウダーが残っている穴場スキー場として紹介されてましたけど、今は競争率の高いスキー場になってしまっています。

現時点(2025年)でパウダー競争率の低いスキー場をいくつか紹介します。

本当は教えたくない(笑)

ですが、僕が紹介しなくてもいずれバレていきますからね。

オグナほたかスキー場

近くに尾瀬岩鞍スキー場がありますので、大多数の人はそちらへ流れます。

なので、穴場スキー場となってます。

ノートラックに近いコンディションで7本は滑れますから、オススメです。

雪が降る中だと、人が少なめなので踏み荒らされたパウダーもリセットされますから30本は滑れます。

常連客の話だと年々人が増えて競争率が上がっているらしいので、美味しい思いが出来るのもあと少しかも?

舞子スノーリゾート

初心者スノーボーダーが多く来場者数も上位にランクする人気スキー場です。

が、人が多い割にパウダーエリアの競争率は低めです。

ゴンドラ運行時間の30分前に並べばいいだけ。

これでファーストトラックもいけます。

エリアが【奥添地】【長峰】【舞子】とありますが、メジャーなのがゴンドラ1本で行ける【奥添地】ですかね。

クワッドリフト脇のコースとペアリフト脇のコースで5本滑れれば勝ちでしょう。

その後でツリーランエリアを滑るもよし(要事前申請)、長峰エリアに行くもよし、舞子エリアに行くもよしで、立ち回り次第で20~30本はいけるんじゃないでしょうか。

もしくは最初から舞子エリアのトリプルリフト回しでチャンピオンコース~ドルフィンコースを滑るのも有りです。

舞子エリアだけで20~30本いけます。

雪質も2月までなら軽いことが多いです。

たんばらスキーパーク

スキー場までの道中が積雪ありの険しい山道ですが、スキー場自体は緩斜面が多いので初心者の楽園のようなスキー場です。

ゆえにトライアルコースという上級者コースに新雪が積もった日は貸し切り状態でパウダーラン出来ます。

競争率はほぼゼロです(笑)

難点を言えばトライアルコースは最初は斜度がありますが、距離が短い。

30本はいけるでしょう。

NASPAスキーガーデン

スノーボード禁止、スキーヤーオンリーのスキー場です。

このスキー場も初心者率が高いので非圧雪のパウダー競争率は低いです。

数年前に1回パウダーだった時は自分の他には一人しかパウダー滑走してませんでした。

難点は標高の低いふもとのスキー場なので雪質はあまり期待できません。

今シーズンは一度も行ってないので詳細が分かりませんが、サイト情報を見ると非圧雪コースはずっとクローズされてます。

積雪量が多すぎてクラックが入ったのか雪崩の危険があるからなのか?理由は定かではありませんが2月からクローズのままです。

パウダーの穴場スポットを新規開拓

他にも気になるスキー場があるのですが、初めて行くスキー場だと立ち回りが分からないのでその日は勉強のつもりで行くことになります。

貴重なパウダーの日を1日でも無駄にしたくないという気持ちもあるので、なかなか開拓が進まないのですが(汗)

どうしても勝手知ったるスキー場を選んでしまう。

ただ、開拓から今シーズンのパウダー日の定番スキー場になったのがオグナほたかスキー場なので、開拓は必要かなと思っています。

ちなみに、今シーズンのパウダー20回の内訳だと、オグナほたかスキー場が9回、舞子スノーリゾートが6回、かぐらスキー場2回、尾瀬岩鞍2回、川場スキー場1回となっていて、オグナほたかスキー場が新規開拓からいきなりレギュラーになりましたからね。

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