水にまつわる思い出
人生で一番おいしかった飲み物は?
昭和の時代の部活風景では、練習中に【水を飲むこと】は厳禁とされていました。
真夏であろうが練習中の水分補給という概念すらありません。
今となっては根性論だったのか?エセ科学的な迷信だったのか?詳しいことは分かりませんが、とにかくそういう時代でした。
ただし練習が終われば自由に水分を摂ってもOKでした。
練習が終われば水飲み場に駆けつけ先輩から順に水を飲むわけです。

ただの水道水なんですけどね、これが美味い。
まさに人生で一番おいしかった水で、40年経ってますけどこの時の水道水を超える飲み物に出会ったことがないです。
スキーが終わって温泉入ったあとのコーラもイイ線いっていますが、 この時の水道水は超えないんですよねえ。
小学校の校長のたわごと
これまた昭和の時代の迷信?の一つ。
小学校の行事で一年に一回マラソン大会というものがありました。
現代で言うと【持久走】ですね。

距離も学年ごとに決められていて学年が上がるごとに距離も長くなります。
長くなると言っても6年生でも2~3キロだったと思います。
ちなみに私は長距離走が苦手でした。
男子80人弱で20番台だったので遅くはなかったのですが、速くもないという。
一桁台の順位の友達の順位札を見ては『なんでそんなに速いの?』と羨望の眼差しで眺めていました。
今だったら小学校のマラソン大会で一桁台になるトレーニング方法が分かりますが、当時は未知のことで全く分からない。
分からないから何もしないんです。
マラソン大会はただ苦しかった記憶しかないです。
そういう状況なので、そんな時に耳にする【怪しい説】を信じちゃうんですねえ。
当時の校長が『マラソン大会の当日は水を飲まないとカラダが軽くなり良いタイムで走れる。』ということを言うわけです。
何も知らない私はとりあえず信じちゃうんです。
で、実際にやってみたんですよね。
朝から水を一滴も飲まずにスタートを迎えました。
スタートを迎えるまでに『水飲みてえな・・・』と喉の渇きは少しありましたけど、カラダが軽くなり良いタイムで走るためにそこは我慢ですよ。
小学校のマラソン大会の記憶なんか残ってませんけど、この時のことは鮮明に覚えています(笑)
結果は、当然というかカラダは軽くもないし『あの野郎ウソ言いやがったのか?』と思いながら走っていました。
良いタイムでもなかったと思います。
令和の時代でも・・・
今となっては笑い話と美しい思い出(笑)として残っていますが、誤った情報を信じて危険な目に合う可能性があったかもしれない事案ですよね。
昭和の時代、真夏の部活での【水分補給禁止】や、校長先生の【水を抜けば体が軽くなる】という教え。
現代の感覚からすれば『そんな危険でデタラメな話があるか!』と笑ってしまうかもしれません。
しかし、現代は正しい情報がすべての人に届いているかというと、そうでもないんですよねえ。
時代が変わり、科学的根拠のない【根性論】が減った代わりに、今は【手軽さ】や【楽して痩せる】を謳う誤った情報が増えたような気がします。
- テレビやSNSで話題になり、翌日スーパーの棚から消える特定の食品
- 「着るだけ」「貼るだけ」で勝手に腹筋が割れるという怪しいトレーニンググッズ
- 「運動なし・極端な食事制限だけ」で体重を落とそうとする危険なダイエット法
形こそ違いますが、【仕組みを知らないからこそ、甘い言葉や怪しい説を信じてしまう】という構造は、あの頃の私と何ひとつ変わっていません。
間違った情報に振り回されると、狙った効果が出ないばかりか、昭和の【水抜きマラソン】のようにパフォーマンスを下げ、体を壊してしまう危険すらあります。
身体づくりにおいて本当に大切なのは、一時のブームや甘い謳い文句に飛びつくことではなく、【身体の仕組み(解剖学や生理学)に基づいた、正しい知識を選ぶこと】です。
情報が多すぎて『何が本当なのか分からない……』と迷ったときは、一人で悩まずにぜひご相談ください。
流行りの遠回りに振り回されない、あなたにとって本当に安全で効果的なトレーニングと食事法を、わかりやすくお伝えしていきます!



