やっぱり環境は大事

自宅でトレーニングをするのは難しい

当店に通われているお客様から聞いた話なのですが、お客様の職場の同僚の女性が自宅でトレーニングを始めたらしいです。

その同僚の女性(Aさんとしておきましょう)が最初にしたことが、当店に通われているお客様にトレーニングのやり方を聞いたこと。

で、当店に通われているお客様はボックススクワット(椅子に座って⇒立ち上がる)を教えてあげたようです。
通常のスクワットだとトレーニング感が強く出るから、もっと日常生活に近い動作だったらトレーニング初心者でも出来るかなと思ってボックススクワットを勧めたようです。

そしてこのトレーニングを教えてもらったAさんですが、椅子に座って⇒立ち上がるという動作がキツくて10回出来なかったということです。

当店に通われているお客様からその話を聞いて『嘘でしょ!?』と思いましたが、すぐに『自宅だとそうなるか』とある程度納得もしました。

トレーニングは日常生活より強度の高い運動をするわけですから、トレーニングするぞ!というスイッチが入らないと出来ないんだなってことです。

トレーニングをせざるを得ない環境をつくる

日常生活での身体活動量を上げる目的でエスカレーターやエレベーターを使わずなるべく階段を使うとか自宅から近くの店には車を使うのではなく歩いていくとか意識的に体を動かす習慣を付けることも大事かとは思いますが、やはり今の時代は便利な世の中ですから集中的に体を動かす時間を作って、トレーニングをするというスイッチが入る場所でやるのが一番効率が良いような気がします。

僕のようなフィットネスに従事している人間が言うと宣伝みたいになるので嫌なのですが、1週間に2回ぐらいを目安に1時間ぐらいのトレーニングをすることが体力レベルを上げるのには効率が良いかなと思います。

便利なものがあるのにも関わらずそれを使わずに生活するような、時代を逆行するスタイルは難しいと思います。

便利なものはとことん使って享受して、体力レベルを上げたいならトレーニングをせざるを得ない環境を作る努力をまずはすることが今の時代には合っているのかなと思います。

スポーツクラブに入会するとかトレーニングに特化した環境じゃないとトレーニングを続けるのは難しいと思います。

その点、パーソナルトレーニングジムだと専門家にトレーニングを教えてもらえるし(たいていは予約制だから)強制的に行かざるを得ないしトレーニング習慣を付けたい場合は最適だと思います。デメリットはお金がかかることですかね。

お金をかけずにとなると自宅でのトレーニングになるのですが、自宅でトレーニングをしようという考えは捨てたほうがいいです。

まず続けることが難しいし自宅だとトレーニングをするぞ!というスイッチも入らないから力も出ないでしょう。

ちなみに、先ほど出てきたAさんは職場まで車で通勤しているのですが職場からわざと遠い駐車場を借りて徒歩15分をかけて出勤しているそうです。おそらく体力も何もしていない人よりかはあるはずだと推測できるのですが、椅子から立ち上がる動作を連続で10回すら出来ないのです。

自宅でのトレーニングはスイッチが入りづらいのです。

体を変えたいと本気で考えているのなら、強制的にトレーニングをしなくてはならない環境をまずは作りましょう!

広告