行動が大事というけど行動って何?
そもそも行動とは
自己啓発書やハウツー本で『行動が大事』『行動しなくては結果は出ない』ということが書かれています。
ちなみに、【行動】を辞書で調べてみると下記のような説明となっています。
1 あることを目的として、実際に何かをすること。行い。「具体的な行動を起こす」「行動を共にする」「自分で考えて行動する」「行動力」
2 心理学で、外部から観察可能な人間や動物の反応をいう。
この記事で言いたいことの【行動】は1の『あることを目的として、実際に何かをすること。行い。』になります。
例えば、ダイエットを目的とすると、ダイエットを成功するために何かをすること。が【行動】になりますね。
で、ここからがややこしいと言うか、頭に???が点灯するところなんですけど、ダイエットをするために情報収集をしようとしますよね。
本屋に行って良さげな【ダイエット本】を購入して家に帰った後に早速読んでみました。
ここで質問です。
ダイエットをすると決めました(目的)
で、本屋に行って本を買いました。(何かをしましたよね。行動①)
で、読みました。(何かをしましたよね。行動②)
いちおう、上記の辞書の説明で言えば、本屋に行って(行動①)本を読んだ(行動②)ということになります。
さて、この人はダイエットのために【行動】したのでしょうか?
自己啓発書やハウツー本の言葉を借りると『この人は行動していない』とジャッジされます。
ここまでついてこれてますか?
じゃあ、行動って何すればいいんだよ?
となりますよね。
その行動で結果(効果)が出てますか?
ダイエットを例にすると、本を読んで情報収集をしました。←ここまでは【行動】したことに含まれません。
本を読んで得た正しい知識をもとに、
週2回のトレーニングを開始しました。←これが【行動】したとジャッジされます。
考え方としては、その【行動】をすることで目的とすることの結果(効果)が出るか?出ないか?
出ないものは行動ではないですよ。ということです。
仮にダイエット本を100冊読んだからと言っても体重は1gも減りませんよね?
ダイエットの知識は増えるかもしれませんけど、実際の体重には全く影響がありません。
これは【行動】したことには含まれないということです。
クロールで泳ぎたいといって、スイミングの本を何冊読んでも泳げるようにはなりませんよね。
実際にプールでクロールの練習をしないと泳げるようにはなりません。
何が言いたいのかと言うと、行動したつもりになって満足しちゃうケースが多いってことです。
自己啓発系に多いです。
本を読むとか、セミナーに参加すると今まで気付かなかった情報や知識に触れることになります。
これで勉強した気になって満足して(結果が出る)行動まで移せなくて終わり。って人が多いみたいです。
正しい知識のもとに行動する
ダイエットで言えば、ダイエットの正しい知識を知って、その正しい知識のもとに正しく行動しないと結果は出てこないです。
間違った知識で行動するとたいていは結果も出ないし、下手をすればダイエットを始める前よりも体重が増えて終わったなんてことも十分あり得ます。
1秒でも早く行動せよ
正しい知識をもとに行動しても結果が出ないこともあります。
パーソナルトレーニングの世界で言えば、トレーナーによって言うことが真逆になるケースもあります。
目的とする所(ゴール)は同じでもAトレーナーとBトレーナーで目的までのルートというか進め方が違うケースと言うのが多々あります。(AトレーナーもBトレーナーも言っていることは正しい)
厳しいトレーナーも居ますし、反対にやさしいトレーナーも居ます、褒めて伸ばすトレーナーも居ますし、鬼トレーナーも居るでしょう。
お客様にとってはガチャみたいなものですから、自分に合っているトレーナーならいいですけど、合わないトレーナーに当たってしまったら、これは苦痛です。
トレーナー的には正しいことを指導していても、お客様との相性が合わないやり方だったりするとモチベーションも上がりませんし効果も出づらいでしょう。
発明家エジソンが白熱電球のフィラメントの素材を1万回実験して見つけ出した話がありますけど、エジソン曰く『私は失敗していない。1万通りのダメなやり方を見つけた。』
行動の早い人はダメと分かったら次に行くのも早い。
1秒でも早く行動していると、他のトレーナーを見つけに行く時間があります。
体験パーソナルトレーニング受付中↓↓↓