劇場版SLAM DUNK
君が好きだ~と叫びた~い♪
はい、劇場版SLAM DUNK観てきました。
連載終了から26年経っての映画化ということで・・・リアルタイムで少年ジャンプを読んでいた身としては公開前から楽しみにしてました。
12月3日に公開したわけですが公式から【あらすじ】は公開されておらず、どのようなストーリーの映画なのかも一切分からず。
僕はネタバレに関しては寛容なので映画なら必ず【あらすじ】をザッと目を通してから観に行きますし、スポーツのビデオ観戦でも結果を知っていてもそのつもりで観ますから気にしない。
ただ寛容とは言っても【シックスセンス】のような映画のラストをネタバレするような愚行は論外ですが。
とういことでネタバレに関しては寛容ではありますが公式も【あらすじ】を公開していないことだし、どうせならこのまま何の予備知識もない真っさらな状態で観てこようかと。
で、観た感想を述べます。
なのでココからはネタバレ要素をふんだんに盛り込みますので、劇場版SLAM DUNKをまだ観ていない人はここでブラウザバックしてくださいね。
ちなみに、【シックスセンス】で言う所のラストに相当する部分もネタバレしますので、観てない人はご注意ください。
君が好きだ~と叫びた~い♪
この曲がマッチする作風にはなってませんでしたね。
連載終了から26年も経ってる作品ですし、当時大学生だった読書はアラフィフになってますし、ターゲット層もその辺りを狙っているでしょうから、割りと重たい創りかなと思いました。
湘北vs山王の試合がメインで進みつつ連載中はあまりスポットされてなかった宮城リョータが主人公の創りになってます。
連載中は飄々とプレイする印象が強かった宮城ですが、生立ちはなかなかハードですねえ。
井上先生は【ピアス】という作品でも宮城を描いてますけど、好きなキャラは宮城なんですかね?
一読者の感想としましては、ラストのアメリカでの沢北とのあの【シーン】の宮城と原作漫画の宮城がどうも一致しません。
なんで?
という違和感しかなかった。
流川なら分かるのですがなんで宮城?
劇場版スラムダンクはキャラは同じですが別の世界線のスラムダンクなのかな?という印象もあります。
例えるならCITY HUNTERとエンジェルハートのような関係ですかね。
出てくるキャラは同じでも設定やストーリー、世界観がまったくの別物という。
原作では描かれなかった部分なので、井上先生がどういう真意で描いたのかが知りたい。
個人的にはその辺りが疑問点ではありますが、作品自体はアリかと感じました。
楽しめましたしね。
ただ、原作漫画が超絶優秀ですから劇場版の2時間ぐらいの作品だと原作を超えるのは難しいですね。
原作漫画のSLAM DUNKは不朽の名作ですわ。