ロッキーVSドラゴを観てきた

1986年に日本公開された『ロッキーⅣ炎の友情』が未公開シーン42分を再構築して新生ロッキーⅣ『ロッキーVSドラゴ』として今夏劇場公開されることとなりました。

今から36年前にロッキーⅣを中学二年の時に映画館で観た身としてはこれは観に行かないわけにはいきません。

『ロッキーVSドラゴ』は未公開シーン42分が足されたのにもかかわらず全編94分となってます。

オリジナルの『ロッキーⅣ炎の友情』は全編91分ですので上映時間はほぼ同じです。

てことは半分近くは未公開シーンってことになります。

全く違うテイストの作品になっているのか?

僕個人の意見ですが『ロッキーⅣ炎の友情』はロッキーシリーズのハイライト作品でもあるし作品自体の完成度も高いと思っています。

最初に観たロッキーシリーズがロッキーⅣ炎の友情でしたし、そこからロッキーシリーズのファンになったので思い入れも強い作品です。

ということで気に入らなければメチャクチャ文句も言います。
うるさいファンです(笑)

早速ですが、観た感想などを述べたいと思います。

基本的な構成と言うんですかね?
ストーリー展開はオリジナルとほぼほぼ一緒です。

各々のシーンを未公開のものと入れ替えているという感じです。

なので『このシーンはオリジナルの方がよかった。』
逆に『新たに公開した今回の方がよかった。』というのがあります。

新たに公開した方がよかったシーンは、
①アポロの葬儀のシーン
②ドラゴ戦のためにソ連に旅立つ際に息子と話すシーン

この二つですかね。

あくまでも僕の個人的な感想なのであしからず。

この二つのシーンは良かったですがあとはオリジナルの方がストーリー展開も含めて上かと思いました。

やっぱり完成度が高い作品なんだなと感じました。

そこをカットしちゃうのかぁって感じたシーンは、冒頭のアポロとのスパーリングシーン。
スパーリングシーンはあるのですが肝心なシーンがカットされていました。
クロスカウンターのところ。
クロスカウンターがまるまるカットされています。

ロッキーシリーズのファンとしてはロッキーⅢのラストからの繋ぎのシーンになりますので『なんで?』と思った次第。

あとは息子とその友達が自宅でロッキーの応援をするシーンがまるまるカットされています。

ドラゴの圧倒的な強さとの対比で無邪気な子供たちの声援があったことで、試合が進行するにつれ『ロッキーが優勢になってきた』ことが明確になるし、作品自体が【重くなる】のを緩和する効果もあったのかと思うのですが・・・。

観た感想としてはこんな感じでした。

まあ、中学生だった頃に36年後に新たなロッキーⅣが公開されるとは想像すらも出来ませんでしたから、こうして未公開シーンを含めた作品を観られたことに感謝・感謝です。

あ、そうだ。

最後にもう一つ。

ロッキーⅣで生まれて初めてドラゴンフラッグというものを見たんですよね。

当時、中学生だった僕たちは『何あれ?すげえな!』と驚いたものです。

ちなみに、ドラゴンフラッグとはコレ↓↓↓↓

公園でドラゴンフラッグ

鍛えている人なら出来る芸当ではあるので、色々な人がやっています。

YouTubeで検索すれば結構な数のドラゴンフラッグが出てくるかと思います。

僕も結構な人のドラゴンフラッグを見ました。
強度的にはロッキーⅣでシルベスター・スタローンがやったドラゴンフラッグよりも凄いことをしているものもあるんですけど、あのドラゴンフラッグを超えるものは未だに見ていません。

あれは理想的なドラゴンフラッグかと思います。

まさに芸術。

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