買ことよりも売ることのほうが大変
不要なモノを売るのにメルカリは便利
メルカリを利用するようになってもう4年ぐらい経ちます。
不要なモノを手軽に売れる良いツールです。
4年ほどメルカリを利用してみて感じた事があります。
『買うことよりも売ることの方が何倍も大変だな』
僕はあまり物欲というものがないのですが、要らない(要らなくなった)モノって意外と多い。
売ることの大変さを肌感覚で感じていたこともあるし、物欲もあまりないので、何かモノを購入するときにはかなり検討してからじゃないと買わない。
にもかかわらず生きているとモノって自然と増えていきます。
でですね、その売るものが大型であればあるほど売るのも大変になります。
今回の記事は、
大型商品を売る際に参考になる人もいるかもしれないのと、僕が今後同じようなことがあった時に読み返すための備忘録的な記事になります。
大型商品を配送する際の注意事項
2023年12月時点でのメルカリの配送の仕組みでは、縦・横・高さ3辺の合計が200cm以下30kg以下という決まりがあります。
規定の大きさから1cmでも1kgでも超える物は通常の便では送れません。
201cm以上の物は【梱包・配送たのメル便】を利用します。
梱包・配送たのメル便では3辺の合計が450cm150kg以内の物が配送できます。
梱包・配送たのメル便はクロネコヤマトが自宅や指定した場所(職場など)まで集荷に来てくれます。
梱包もやってくれます。
450cm以下でも送るのには結構細かいルールがありますので詳しくはメルカリのガイダンスをご覧になってください。
クロストレーナーを配送した時のこと
当店を開業した時から置いてあった有酸素運動のマシンです。
長期に渡り活躍してくれたマシンですが、近年は出番も減ってきたこともあり必要としてくれる人のもとへ譲ろうと決めました。
運よく引き渡し先が決まったまでは良く、梱包・配送たのメル便を利用しましたが・・・
はい、問題発生です。
150kg制限に引っかかりました。
120kgぐらいかと思っていたのですが158kgとかなりのヘビー級でした。
せっかく取引成立したのにキャンセルかなと思いましたが、先方様は『3万円ぐらいなら余計にかかってもいいので何とかなりませんか?』とのこと。
梱包・配送たのメル便はヤマト運輸がおこなっているサービスです。
ヤマト運輸でダメだと他の運送会社でも断られるだろうなとは思いつつ、西濃運輸や福山通運などの大手の運送会社の他に大型商品の配送を専門にしている某運送会社に連絡をとってみました。
結果は案の定どこも厳しかった。
大型商品の配送専門の某業者での見積もりはなんと約30万円!
もはや仕事を受ける気など微塵もないとしか考えられないような見積額。
他も『基本一人での業務になるのでパレット積みが出来れば・・・』とか。
158kgのクロストレーナーは絶対に一人では運び出せる代物ではないので、値段を聞く前に早々と話を切り上げたり。
予想はしていましたがヤマト運輸でダメなら他もダメってことです。
裏技的に使った手法
クロストレーナーを分解して1個口を150kg以内におさめて複数個口で送るという方法を取りました。
複数個口になるので別にもう一つ出品してそれを購入してもらう方法です。
それと梱包・配送たのメル便は150kg以内まで対応していますが、100kgを超えるとオプション料金が集荷と搬入でそれぞれかかります。
うまい具合に分解してなるべくオプション料金と梱包・配送たのメル便の料金や通常のメルカリ便の料金が低い金額で済むようになるパターンを決めて送ることにしました。
文字で書くとわずか数行のことなのですが、最初の集荷で断られてからここまでで2日かかっています。
結構アタマを使ってこの方法まで辿り着きました。
大型商品を遠方に配送することの大変さを痛感しました。
今後、配送料の値上げはある?
僕の予想としては、おそらく今後、現状の梱包・配送たのメル便の価格は維持できないだろうなと感じました。
現場のスタッフの仕事量とそれに割ける人員が見合ってないと感じたので・・・人を増やせば必然的にお金もかかりますからね。
ちなみに、今回の配送でヤマト運輸は計3回集荷に来ました。
1回目は150kg以上(158kg)あったので集荷が出来ずに帰っていきました。
2回目は重量制限は問題なくクリアしていましたが、集荷に来たスタッフが商品が重くて持っていけなくて帰る。
3回目でやっと集荷できた。
梱包・配送たのメル便の集荷は基本的に二人で回っているようなんですが、毎回ちがうメンツが集荷に来ました。
一人を除いて。
一人だけ3回とも集荷に来た人が居るのですが、毎回初めて来たような顔で仕事しているのは『業務がキャパを超えていてそんな顔になるのか?』それとも『ただ単に情報共有ができないポン〇ツなのか?』
情報共有が出来ていれば2回目の集荷でかなり重いのは分かっているのですから持って行けたはず。(メルカリにも100kg以上あることは連絡済み)
情報共有が出来ていれば3回目の集荷でオプション料金の価格を間違えて請求しないはず。(本来は16,500円のところを22,000円で請求してきた)
2回目までは特に何とも思っていませんでしたが3回目の請求金額を間違えた時点で、ポン〇ツか?仕事量がキャパを超えて雑になっているのか?どちらかだろうと思った次第。
通常のメルカリ便もこの4年間で値上がりしたわけですし、梱包・配送たのメル便の値上がりもあり得るなというのを感じました。
他人事ながら『大変だろうな・・・』という感じで見ていましたからね。
上では愚痴っぽいことを書いてしまいましたが、僕も客商売をしていますしお客さん側が『適当だな』と感じる仕事ぶりをされるとどうしても厳しく見てしまう。
その辺をクリアするのには値上げが必要になってくるんだろうということです。