驚異的な強さの50代

ワタクシ20代の頃にフルコンタクト系の空手選手をやっていました。

フルコンタクト空手は直接打撃を当てるわけで、試合のような「競技」として優劣をつける場合は一般的には体力がある若い人が強いです。

あくまで一般的にみた場合です。

一般的と言ったのは例外もあるゆえにです。

当時20代のなかばで体力もあった時に自分の年齢の倍もある50代の人で強い人がいたんですよね。

道場の稽古でスパーリングをする際に自分の年齢の倍もあるような人と当たったらたとえ帯の色が自分よりも上でも怪我をさせないように気を使うものなんですけど、その人にはそんな加減なんかする必要がないという。

こういう人もいるんだなと驚いたのと、『自分が50歳になった時にこういう強さを兼ね備えていたい』と目標にしたのを覚えています。

時は流れ、自分がアラフィフとなり当時のあの人が驚異的だったのをヒシヒシと感じています。

現在は残念ながら道場での空手稽古はやってないのですが、トレーニングはやってますのでアラフィフになってからのハードトレーニングを続ける難しさを痛感しています。

まず、20代と比較してトレーニング後の回復に時間がかかります。

こんなに引きずるかね?って言うぐらい回復しません(-_-;)

それと怪我をしやすくなった気がします。

これは回復が遅いのと連動しているのだと思いますが、トレーニングは負荷をかけることなのですが、疲労が溜まっている箇所の負荷が局所的に肉体的な限界値を超えてしまったため怪我に繋がったのかなと。

トレーニングで一番やってはいけないのが怪我ですから怪我には十分気を付けているのですが、それでも怪我する時はします。

トレーニング前とトレーニング後のストレッチの時間が段々長くなってきています笑

今はトレーニング前15分、トレーニング後15~20分は入念なストレッチです。

これで怪我の予防とカラダの回復を狙っています。

効果は実感していますし、おそらく今後はもっとストレッチの時間を取るようになっていく気がします。

カラダだけでなくアタマも使わないと驚異的な強さを持った50代にはなれないってことですね。

それだけハードルが高いことですからそういう人になれた時の希少性は高いわけで・・・精進のし甲斐があります。

広告