一流ゲーマーだった過去

オンラインゲームとは

一時期オンラインゲームというものにハマっていたことがありまして、実はトップレベルだった過去があります。

オンラインゲームとはソーシャルゲームとも言われてます。

ネットで繋がった状態でプレイするゲームなので、例えば新しいステージやキャラクターをアップデートすることが可能です。

新しいキャラクターや武器が強力だった場合、過去のキャラクターや武器は弱体化しますので、基本的にはどんどん新しいものに替えていく必要があります。

で、だいたいはこういう強いキャラクターや武器はガチャで当てなくてはならないので、とにかくすぐに手に入れたい場合は必然的に『お金』がかかります。
いわゆる『課金』というやつです。

ソーシャルゲームの世界ではゲームに課金する金額が高額な傾向が強いです。

正直、ゲームをやらない人からすると信じられないような額を課金しているプレーヤーが多いです。

課金額の多い順で↓↓↓↓この様に呼ばれたりします。

  • 廃課金
  • 重課金
  • 微課金
  • 無課金

廃課金と呼ばれるような人たちは数千万単位で課金してたりします。

実際に僕がプレイしていたゲーム内で1千万以上を課金している人を確認しています。

ちなみに、へたにゲームにのめり込んだりすると金銭感覚がマヒしてきますから200万の課金で『俺は微課金だな』とか発言したりします。

怖い話です。

『無課金』・・・一般的な解釈だと課金をしないで無料でゲームをプレイしていることだと考えますが違います。

『10万円未満だから無課金』と言ったりします(笑)

なので本当に無料でプレイしている人は『完全無課金』とか言います。

基本的には課金額が多い人はゲーム内のイベントや対戦でランキング上位にいく傾向が強いです。
いわゆる【無双する】というやつです。

しかし、ここがオンラインゲームの面白い所なんですが、課金額だけでは決まらない要素もあります。

例えば、
どのキャラを育成するか?
パーティー編成をどう作るか?
どの特技を付けるか?
・・・など、頭を使う要素だったりするゲームセンスの部分です。

だって課金額だけの勝負になったらすぐに飽きちゃいますよね。

プレーヤーの大多数は完全無課金ですから、戦術や育成計画で差が出るようになるゲームバランスが必要になってきます。

ちなみに、僕の課金額はどうだったかと言うと・・・月に5千円ほどです。

こう書くと少なさそうですけど、6年近くプレイしてましたから合計で35万円になるんですけどね(-_-;)

ランキング上位はいわゆる有名人

僕がプレイしていたゲームでの人気のコンテンツは

①対人戦

②超高難易度ステージ

③レイドボス戦

でした。

常時プレイできる常設コンテンツであったり、1ヶ月に1回ぐらいの頻度でおこなうイベントだったりしますが、だいたいは1週間プレイした後にランキングが決まります。

ランキング上位の顔ぶれって決まってきますので各イベントごとにそれぞれ常連の『有名人』が存在してきます。

中には全てのイベントで1位を取るような人もいて、周りのプレイヤーから畏敬の念をこめて『神様』と呼ばれることもあります。

で、僕が好きだったのが②超高難易度ステージでした。

育てたキャラやパーティー編成の成果が一番わかるのと、超高難易度ステージですのでクリアできるプレーヤーも限られます。

なのでクリアできた時の達成感が強かったのが好きな理由でした。

①対人戦も自分の育てたキャラやパーティー編成の成果が分かるで割と好きでした。
それと、対人戦は上位50位以内だとキャラを成長させるためのアイテムが貰えたので必然的にやらなければならないノルマみたいな感じでした(笑)

③レイドボス戦は課金額が強く反映されるのでほとんど参加するだけでした。

で、お察しの通り僕がトッププレイヤーだったのは『超高難易度ステージ』のランキングです。

これだけだと過去の自慢話で終わってしまうので、この後この記事を書いた目的を明かしていきます。

超高難易度ステージの概要を説明しますと、レベル1からレベル10まであります。(最終的にはレベル12まで開放された)

数字が高いほど難しいです。

無課金はレベル7をクリアすればOKみたいな感じです。

レベル8以降は鬼畜な難易度です。

で、ランキングはレベル8、9、10のクリア者でクリアタイムが速い順に上位に載ります。

ランキングトップになるまで

ある時のアップデートで、超高難易度ステージのランキングがタイムアタックで掲載されるようになったんです。
たしか上位100位までだったかな。

それで、ランキングに載っているプレーヤーがどんなパーティー編成でクリアしたのかが確認できる仕様に変更になったんです。

ちなみに、この時の僕は全然トッププレイヤーではなくて、かろうじて100位以内に入っているような感じでした。

どのぐらいのプレーヤーが超高難易度ステージで遊んでいたのかは定かではありませんが、レイドボス戦などで確認すると1万5千人ほどのプレーヤーが居たので、おそらく同数ぐらいは参加したのではないかと思います。

1万5千人の中で上位100位に入っていたことになります。

なら凄いじゃん!

と思うかもしれませんけど、上位7位までがランキングの1ページ目に掲載されるので、1ページ目でないと基本目に止まりません。
なのでトッププレイヤーとは認めてもらえないかと。

で、僕がどのようにしてトップレベルまでなったのかを述べてみます。

やったことは一つです。

ランキングの1ページ目に居るプレイヤーのパーティー編成を真似したんです。

明らかに廃課金のパーティー編成だと真似できないので、自分で真似ができるパーティー編成になります。

ラッキーなことに真似できるトッププレイヤーが居たんです。

しかも僕とほとんど一緒のパーティー編成だったんです。

紙に書きだして自分のパーティー編成との違いを確認しました。

で、違いがあったんです。

僕はあまり重要視していなかった特技をその人は付けていたんです。

もしかしてこれか?

半信半疑でしたけど真似してみました。

そしたら徐々に順位が上がっていったんです。

それと先述の真似させていただいたトッププレイヤーの方とWEB上でコメントのやり取りが出来たのも大きかったです。
しかも先方からコンタクトがあったのがラッキーでした。

トップレベルのプレイヤーの思考の片鱗というものを垣間見て僕は【徹底的にパクリました】

アップデートで3ヶ月ごとにステージが丸々新しくなるのでランキングもリセットされます。

二度目のアップデートの時ですかね、だから6ヶ月後の時です。

レベル8で1位になりました。

これも3ヶ月後にはリセットされるから、ランキングがリセットされる直前の順位が重要です。
結局抜かれて最終的には3位だったかな?

この辺りから自信が付いてきて高難易度ステージのコツって言うんですかね。
そういうのがいくつか見えてきたんです。

ゲームの世界は人生の縮図

ある日のアップデートで3ヶ月後にサービス終了のアナウンスがあり、いよいよ僕のゲーマーとしてキャリア(?)も終わりが近づいてきました。

サービス終了はオンラインゲームの宿命ともいえます。

どんなに面白いゲームでもいずれ終わりますからね。

で、オンラインゲームのサービス終了前は強キャラやアイテムが取り放題になる『祭り』状態になります。

僕がプレイしていたゲームだとサービス終了の1ヶ月前で祭り状態になりました。

廃課金勢と一緒のことが出来るわけですが、取り放題になって初めて気付きました。

『時間が足りない』んです。

強キャラをゲットしてもそのままでは只の強キャラなんです。

配合やらレベル上げやら特技を付けたりして自分の納得のいくキャラに仕上げます。

これに時間が必要なんです。

圧倒的に時間が足りないことに気付きました。

全てのことをやろうとすると時間が足りずサービス終了しちゃいますから、やる事とやらない事を決めて『やる事だけに時間を使う』ようにしました。

この段階になると自分でいうのも気が引けますけど、自他ともに認めるトッププレイヤーの一人だったと思います。

結果的に、自分としては納得のできる育成ができて、超高難度ステージのレベル8~12までのすべてでランキングの1ページ目に掲載してサービス終了を迎えられました。

実はトップが見えたので欲が出まして(笑)1位で終わらせてやろうと意気込んでプレイしましたが、ゲームの世界も上には上が居て二名ほど太刀打ちできませんでした。
そのうちの一人は『次元が違う』と感じて歯が立たず、もう一人は『レベルの測定も出来ない』感じでした。

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