40代50代のトレーニング
厳しい現実を知る
今から数十年前、
高校一年の時に体育の授業でバスケットボールをしたんです。
中学の時にバスケ部だったのでバスケ未経験の同級生が相手だと軽くやってても無双しちゃうわけなんですが(笑)
まあそれは置いといて・・・ふと、リング目掛けて思いっきりジャンプをしたら指3本がリングに触れました。
これが生まれて初めてのリングタッチでした。
当時の身長は高校入学時が168cmでしたので(卒業時が172cm)170cm未満だったと思います。
それで時は流れ大学3年の1994年6月9日にバレーボールでダンクシュートが成功しました。(身長174cm)
記念日とかほぼ全て忘れますがこの日のことは忘れない(笑)
バレーボールとはいえかなり嬉しかった。
大学卒業後はバスケをやることもほぼ無く過ごしていました。
記憶に残っている限りでリングタッチを最後に成功したのは2016年頃。
で、つい先日のことですが体育館を貸し切ってたこともあり超~久しぶりにリングタッチをしてみようかと思いチャレンジしてみました。
リングに向かってジャンプしたところ・・・全然届かない(>_<)ガビ~ン
ボードにすら手が触れないのでかなりのショックを受けました。
『これはどうにかしないといかん』と考えました。
赤ちゃんのように【立って⇒歩いて⇒走る】
ハイハイをしている赤ちゃんが急に走り出すことは絶対にありません。
まずはつかまり立ちをして徐々に筋力を付けていき、立てるようになっていきます。
立てるようになったら1歩2歩とこれも徐々に歩ける距離を伸ばしていきます。
で、歩けるようになったら【走る】ことが出来るようになります。
だんだんと強度の高い動きが出来るようになっていきます。
何が言いたいのかというと、【ジャンプすること】って【立てて・歩けて・走れて・ダッシュが出来て】⇐これらが出来ていないと跳べないってことです。
図の画像のように、下の基礎となる土台の部分が出来ていないと上にはモノが置けないのと一緒で【歩けない】なら【走れない】わけです。
僕の場合ですと、現時点での【筋力】はバレーボールでですがダンクシュートが出来た大学生だった時よりも上です。
でもジャンプすると全然跳べません。
まったく筋力を活かせていませんね、何が原因なんでしょう?
群馬は超超超~クルマ社会
群馬県は一人一台がクルマを所持しているような超絶クルマ社会です。
クルマなしでは生活できません。
クルマ社会あるあるですがかなりの近場でもクルマで移動します。
僕の場合ですと、近所のコンビニ(徒歩3分)もクルマで行きます。
言うなれば【ほぼ歩かない】
更に言うと、学生時代にバスケ部で散々走らされたので走ることがキライ。
2013年までは犬の散歩で歩くこともありましたが、今はほぼ歩かない。
約10年ほど歩く・走るということをしてこなかった。
跳べない原因はおそらくこの辺にあるのかなと推測しました。
まずは歩くことから始める
生活の中で【歩く】ことがほぼありませんからまずは歩く習慣を作らねばなりません。
で、早速近所を歩くことから始めてみました。
【散歩】という表現がピッタリな感じで適当に15分ほど歩いてみました。
まあ、初めて(?)やることには驚きがつきものなんですが、驚きました(笑)
ビックリするくらい速く歩けない。
遅い!
足裏をペタンペタンと音がするような歩き方しかできない。
だから散歩です。
20代の頃は東京住まいでしたので歩くことが多くて、自分よりも速く歩く人には遭遇したことがないぐらい歩くスピードには自信があったのに(笑)
とはいえ焦っても怪我をしますからマイペースで続けるしかありません。
で、3日目ぐらいでやっと【歩ける】ようになってきました。
足裏ペタンペタンは卒業です。
今後は軽く走る(ジョギング)ことが目標ですかね。
その後はランニング、そしてダッシュとステップアップしていく予定です。
追い込むトレーニングは不要?
日々トレーニングを欠かさないトレーニーでも40代を超えてくると明らかに20代の時との違いを実感します。
決定的な違いは【回復力】の遅さ。
キツメに追い込むトレーニングでもしようものなら1週間は疲労が取れません。
疲労を残さずに効果的なメニューを組んでいく【アタマ】が不可欠になります。
『NO BRAIN NO GAIN』
頭を使わないと筋肉は付かないよ!
ってことです。
特殊な競技をしている人は別ですけど、一般的な40代50代の人たちは偏ったトレーニングを続けると偏った部分だけが強化されて、他の部分とのアンバランスが出てくるのが注意点かと思います。
僕の場合ですと、筋力は人並み以上にあるとは思いますが、その筋力を活かせていない状態が出てくるとかです。
樽の原理みたいなものです。
樽の一部が割れていたりすると中身の水はその割れている部分までしか入らないですよね。
画像のように一部のステータスが低かったりすると全体のステータスも低くなるようなものです。
ようは中に入る水の量がその人が発揮できるパフォーマンスの量になります。
画像で言えば、【連動性】が低いので、せっかく高い状態にある【筋力】【柔軟性】【敏捷性】が【連動性】の部分までしか力を発揮できないってことです。
40代以降は年齢と共に身体的な各能力は低下していきますから、まんべんなく強化していく必要が出てきます。
筋力は非常に大事な要素ですが筋力だけ鍛えるのも違うなぁと感じた出来事でした。