プレートの種類あれこれ

ウエイトトレーニングで使う『プレート』について述べたいと思います。

メーカーによりデザインなどの違いはあるのは見て分かると思いますが、大きく3種類の分類ができます。

  • 鉄プレート
  • ラバープレート
  • バンパープレート

ザックリと説明すると鉄プレートは表面をペイントのみでコーティングした鉄がむき出しのプレートになります。

ラバープレートは鉄プレートにラバーをコーティングしたもの。

バンパープレートはドロップ(上から落とす)のが可能なクッション性の高いプレートになります。

それぞれのプレートでメリットとデメリットがありますので表にまとめてみます。

 メリットデメリット
鉄プレート
  • 薄く作れる
  • 安価
  • プレート同士が当たるとガチャガチャと音が出る
  • 冬場に触ると冷たい
ラバープレート
  • ラバーコーティングされているのでガチャガチャとうるさくない
  • ラバーコーティングにより冬場でも冷たくない、持ちやすい
  • 鉄プレートよりも厚さがある
  • 鉄プレートよりも高価
バンパープレート
  • ドロップが可能
  • 重量誤差が少ない
  • 厚さが最もあるのでかさばる、持ちづらい
  • 一番高価

ザックリとメリットとデメリットを書いてみました。

僕もトレーニング歴だけは長いですから過去に色々なプレート類を扱ってきました。

雑誌裏の通販で購入できる非常に安い鉄プレートとかだと重量誤差が1キロ近いものまで存在します。(10キロと書いてあるのに9キロしかないとか)

プレートはバーベルにしろダンベルにしろシャフトの左右に取り付けますから、左右の重量誤差が少ないほどトレーニングをしやすいと思います。

気持ちよくトレーニングできるんですよね。

『この施設でトレーニングするとなんか調子いい』とか感じるときはたいていの場合プレートが良いものを使っている時です。(個人の感想です)

細かいことですが重量誤差があると何か気持ち悪いんですよ。

トレーニング熟練者は意外と繊細な感覚の持ち主が多いです(笑)

ちなみに、当店で使用していたプレートはIVANKOの鉄プレートとラバープレートでした↓

イヴァンコ鉄プレート
イヴァンコラバープレート

かなり有名なメーカーの製品になります。

重量誤差は±2%とのことです。

20キロプレートですと±400g以内の誤差ということになりますね。

一流メーカーのトレーニング用の製品でこんな感じの誤差です。

んで、長らくこのIVANKO製のプレートを使用していましたが今年の秋ごろからバンパープレートへの買い替えを進めてきました。

コロナ禍の影響でバンパープレートが軒並み在庫切れという状況でしたので買い替えがスムーズに進みませんでしたけど何とか揃ってきました。

VILLAINバンパープレート

VILLAINというメーカーの製品になります。

重量誤差は±15gとのことです。

±15gというのは重量誤差はほぼほぼ『ない』ようなものです。

左右均等に負荷がかかるのでトレーニング熟練者も気持ち良くトレーニングできると思います。

そして何と言っても『ドロップ』が可能なのでクイックリフトのトレーニングもこなせます。

あ、そうだ。注意点も言っておきますね。

バンパープレートはドロップが可能なプレートになりますが、一般のスポーツクラブなどで実際にバーベルをドロップをする際は、

①バンパープレート

②床材がゴム製のマット

③スタッフの了解を得ている

この三つが揃っていないとドロップしちゃダメですよ。

一つでも欠けていたらやさしく置くようにしてください。(ドロップ厳禁)

勝手にドシンドシンとドロップしていると最悪、出禁になりますからね。

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