食べ過ぎを筋トレでリセット?その考え、今すぐ捨ててください
「昨日の夜、ついつい食べ過ぎてしまった…。よし、今日の筋トレで消費しよう!」
そう考えた経験、ありませんか?
食事で摂りすぎたカロリーを運動で帳消しにしようという考えです。
しかし、その考え方こそ、ムダな足踏みをしているかのようにダイエットを停滞させる危険な考えかもしれません。
今回は、なぜ食べ過ぎたカロリーをトレーニングで消費しようとすることが非効率的で、かえって逆効果になるのかを解説します。
筋トレで消費できるカロリーは、あなたが思うよりずっと少ない
あなたが全力で1時間筋トレをしたとして、一体どれくらいのカロリーを消費できるかご存知ですか?
一般的な筋トレの場合、1時間あたりに消費できるカロリーは約200~400kcal程度です。
これは、コンビニのおにぎり1~2個分、ショートケーキなら半分にも満たない量です。
もしラーメンと餃子、ビールなどを食べたとしたら、そのカロリーを消費するには何時間ものトレーニングが必要になります。
単発ならまだしも、毎日では不可能に近い
「飲み会でうっかり食べ過ぎてしまった」といった単発のオーバーカロリーであれば、翌日の食事で調整したり、少し長めに有酸素運動を取り入れたりすることで、気持ち的にリセットすることはできるかもしれません。
ただですねぇ、本音でトレーナー目線からいうと「気持ち的には分かる」だけです。
穴の開いたバケツに必死に水を入れるような行為なのでこういう考えは持たない方が良いと思っています。
そして、毎日のようにオーバーカロリーを繰り返しているのであれば、筋トレや有酸素運動で帳消しにするのはほぼ不可能です。
毎日ラーメンとご飯、デザートまで食べているような食生活を、たった1時間の筋トレで消費しようとしても、カロリー収支はマイナスになるどころか、どんどんプラスになっていきます。
これでは、どんなに頑張って筋トレをしても、体重は増える一方です。
筋トレは、消費カロリーを稼ぐためのものではありません。
筋トレは、筋肉をつけ、身体の基礎代謝を高めるための「資産」です。
目先のカロリー消費に囚われてしまうと、「これだけ頑張ったから、ご褒美に…」と、また食べてしまうという負のループに陥りやすくなります。
これでは、せっかくの努力が水の泡です。
あなたの体重が、全てを物語っている
毎日体重を測っていますか?
もし測っているのであれば、あなたの体重の増減は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを正直に教えてくれています。
- 体重が増加傾向にある → 摂取カロリーが消費カロリーを上回っている「オーバーカロリー」の状態
- 体重が減少傾向にある → 摂取カロリーが消費カロリーを下回っている「アンダーカロリー」の状態
- 体重が維持されている → 摂取カロリーと消費カロリーがほぼ均衡している状態

体重が増加傾向にあるということは、あなたが知らず知らずのうちにオーバーカロリーを続けている証拠です。
この状態のままでは、筋トレで一時的に消費したところで、根本的な解決にはなりません。
食習慣を見直さない限り、体重の増加傾向は続くと思ってください。
真にやるべきは「正しい食事の調整」
もし前日に食べ過ぎてしまったのであれば、まずやるべきは「筋トレで消費する」ことではありません。
かといって、翌日何も食べないといった極端な断食も危険です。
食事を抜いてしまうと、身体は飢餓状態だと勘違いし、次に食べたものをより多くの脂肪として蓄えようとします。
これでは、リセットどころか、さらに痩せにくい体質になってしまう負のループにハマってしまいます。
【翌日にやるべきこと】
- 食事を見直す:翌日の食事は、少し軽めにするなどして調整しましょう。炭水化物を控えめにし、タンパク質や野菜を中心に摂るのがおすすめです。
- 水分をしっかり摂る:水分を摂ることで、むくみの解消にもつながります。
- 普段通りのトレーニングをする:食べ過ぎをリセットするための特別メニューではなく、あくまでも継続が大切です。いつも通りのトレーニングをすることで、身体のコンディションを整えましょう。

最も簡単で、最も効果的な方法
食習慣を変えるのは難しいと感じるかもしれません。
しかし、毎日のようにオーバーカロリーを筋トレや有酸素運動で消化しようとする行動に比べれば、食事を少し調整する方がはるかに簡単で、手間もかからず、効果も大きいのです。
まとめ:リセットの意識を変えよう
食べ過ぎてしまったら、筋トレや有酸素運動で帳消しにしたり、極端な食事制限をしたりするのではなく、「食事で調整する」という意識に切り替えてみてください。
そして、筋トレはあくまでも「理想の身体を作るためのもの」として、焦らず継続していきましょう。
当ジムでは、お客様一人ひとりの生活習慣や目標に合わせた食事とトレーニングのプランをご提案しています。
正しい知識を身につけ、効率的に目標達成を目指したい方は、ぜひ一度体験パーソナルトレーニングにお越しください。



