死ぬまで自分の足で歩くために

寝たきりになるラインがある

自分の足で歩くには自分の体重を支える筋力が最低でも必要ということです。

体重が80kgなら80kgを支えるだけの筋力が必要になります。

自分の体重を支えられなくなることで、自力で立てない、歩けない状態になりますので、いわゆる【寝たきり】状態になります。

この自分の体重を支えらえれない筋力ライン寝たきりになるラインということです。

貯筋のはなし

上記の寝たきりになるラインは誰にでも存在するラインです。

このラインを下回ると寝たきり状態になります。

てことは、単純に死ぬまでこのラインを下回らなければ【寝たきり状態】を回避出来るってことです。

フィットネス関連の勉強をかじっていれば一般的なことですが、50歳を過ぎると年1%の割合で筋肉は減っていくと言われています。

60歳になれば50歳の時と比べて-10%も筋肉が減っている計算になります。

80歳なら50歳の時と比べて-30%も筋肉が減っている計算です。

筋肉量と寝たきりに到達する年齢

何歳まで生きるかは人それぞれですし寿命は誰にも分かりませんが、元のスタート地点(50歳)の筋肉量を高くしておけばおくほど【寝たきりライン】からは遠くなります。

上記の画像では、50歳の時点での筋肉量が【普通】【多い】【少ない】の3タイプに分けて寝たきりラインに到達するのかをグラフ化したものです。

筋肉量【普通】の人を100として【少ない】人は80%、【多い】人は120%で作成してあります。

【普通】の人が80代後半ぐらいで寝たきりラインに到達するようなグラフになっていますが、【普通】の人よりも20%筋肉量が【少ない】人は70代前半で寝たきりラインに到達してしまいます。

怖いですねえ。

逆に筋肉量が【普通】の人よりも20%【多い】人は90代後半で寝たきりラインに到達するのが分かります。

いちおう、便宜上として年1%の割合で筋肉量が減るグラフなので、この通りに減ることもあるし、逆にもっと緩やかに減ることもあります。

気を付けるべきことは、怪我や病気などをするとガクンと筋肉量が減りますので、予定よりも早く寝たきりラインに到達してしまうケースもあります。

そこで重要になってくるのが【貯筋】というやつです。

50歳までに筋肉を貯めておきましょう。

それが後々の大きな財産になってきます。

では、50歳以上の人はどうすればいいのか?

何かを始めるのに遅すぎるということはありません。

早速、貯筋を始めましょう!

筋肉を育てるのには【運動・栄養・休養】が大事です。

注意すべきこと

怪我には注意してください。

トレーニングで一番やってはいけないことが怪我をすることです。

怪我をすれば当然その部位のトレーニングはできなくなりますから、必然的に筋肉は落ちます。

これでは本末転倒です。

貯筋するために始めた筋トレなのにムダな努力になってしまいます。

自己流で怪我をするくらいなら、しっかりとした経験と知識のある専門家に教わることが近道になると思います。

トレーニングは継続してこそ効果を実感するものです。

おそらく一生続くであろう【貯筋】ですから正しい方法でやると良いですよ。

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