上腕二頭筋腱の断裂【リハビリ編その二】
詳しくは以前の記事を見てください↑↑↑
肘関節の可動域を戻すリハビリ
これまでの経緯を簡単に説明すると、
2022年9月14日に上腕二頭筋の腱を完全断裂しました。
10月7日に縫合手術を受け、術後2週間経ってからリハビリを開始しました。
予定では3ヶ月、肘の可動域の回復が目的、エンドポイントは可動域が健常側と同等になること。
現時点(2022年12月14日)で約2ヶ月のリハビリが終了しました。
肘の可動域もだいぶ回復してきました。
健常側を100とすると95ぐらいまでは回復したと思います。
予定ではあと1ヶ月ありますのでそれまでに100になるようにしたい。
で、今おこなっているリハビリは可動域を回復するためのものです。
これが終了すると今度は筋力を戻すリハビリが始まります。(約3ヶ月)
ちなみに、今は2キロ以上の物は持ってはダメなんです。
『負荷をかけたことをした方が治りが早いんじゃないの?』
とかは決して思っていません。
先生や理学療法士さんの指示に完璧に従ってます。
再断裂に注意
他の人はどういう感じでリハビリとかしてるのかなとネットで検索をしても、
上腕二頭筋の肘側の腱断裂はレアケースの怪我なのでヒットしないんですよね。
かわりに【アキレス腱断裂】で検索するとこれでもかってぐらいヒットするので参考にしているのですが、こういう事例もあるようです。
アキレス腱の縫合手術から術後も経過がかなり良くてリハビリも術後3ヶ月でジョギングをするまで回復、そのジョギング中にアキレス腱を再断裂したケース。
術後2~5ヶ月で再断裂のリスクが高いようです。
病院の先生に聞いてみました。
『再断裂のリスクが高くて気を付ける時は?』
今のリハビリは可動域の回復が目的ですが、今後は筋力を戻すリハビリが始まります。
その筋力を戻すリハビリを開始した時に再断裂のリスクが高いようです。
どういうメカニズムで再断裂してしまうのかは僕は専門家ではないので分かりません。
切れた腱は徐々に結合して回復していきます、その際に痛みも減っていくので本人の主観では『このぐらいは動けるんじゃないか』という動きが増えてきます。
僕の勝手な想像ですけど、
その『このぐらいは動けるんじゃないか』という動きが回復過程の腱の耐久を超えると再断裂しちゃうんじゃないかと。
知らんけど。
実際に現時点の僕の感覚だと、
2キロ以上の物を持つことは可能な気がします。(持ちませんけど)
腕立て伏せもやろうと思えばできる気がします。(やりませんけど)
すばやい動作、例えば高速のジャブも打てそうな気がします。(打ちませんけど)
痛みが減ると動かしたくなります。
というか意識していないと『つい動かしちゃう』ことってあるんです。
術後半年で再断裂のリスクはほぼほぼ無くなるようなのでそれまでは慎重に慎重を重ねて過ごすようにします。
スキーに行きたいけども
今年いっぱいは可動域を戻すリハビリ期間です。
来年から筋力を戻すリハビリが始まります。
再断裂のリスクを考えるとスキーには暫く行けないような。
コブとかで攻めた滑りをしなければコケることもないので大丈夫なんでしょうが・・・やっぱり無理か。
今年はスキー板を新調して楽しみにしていたのですがしょうがないです。
まだ、肘の可動域が戻ってきている段階ですし、前腕のシビレはまだ残ってます。
朝起きてシビレと痛みが強い日もあります。(⇐これの原因が不明)
リハビリ後に多少良くなるので血行不良とかが原因なんですかね?
自分でも驚くくらいに右腕の筋力は無くなりましたし、可能性としては血行不良でシビレがあるのかなとも思ってます。
血行不良なら加圧トレーニングが有効なんじゃないかと思っているので、
筋力を戻すリハビリが始まったら秘かに取り入れていこうかなと目論んでいます。
ちなみに、現時点では加圧トレーニングは1回もしていません。
理由としては怪我がある箇所に加圧トレーニングをすると痛みを減らす作用があるんですよね。
僕の場合、今の段階で痛みが減ると動かしちゃう、動かしちゃうと再断裂のリスクも上がるので加圧トレーニングは控えています。